META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOINDEX,NOFOLLOW,NOARCHIVE" 脱「テレビ」宣言・大衆演劇への誘い 劇団素描・「三河家劇団」・《芝居「天保水滸伝」の舞台模様》
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2023-11-27

劇団素描・「三河家劇団」・《芝居「天保水滸伝」の舞台模様》

【三河家劇団】(座長・三河家桃太郎)〈平成21年9月公演・岩瀬城総合娯楽センター〉
ここの劇場は、JR水戸線・友部駅と小山駅の中間、岩瀬駅から徒歩約30分、小高い山の上に建っている。「岩瀬城」といっても、かつての城跡ではない。土地の有力者が、地域住民のために「建立」した、「福利厚生施設」なのであろう。したがって、観客のほとんどは、地区自治会、老人会、婦人会の「団体」が「慰労」目途にやって来る。彼らは、劇場から差し向けれらた送迎バスで、おそらく10時前後に来場、直ちに、ビール、ジュースで乾杯、カラオケ・歓談を中心とした「宴」を展開するという「段取り」である。加えて、11時から食事までの1時間、さらに正午の1時過ぎから3時半頃まで「芝居」や「歌謡・無糖ショー」も(余興として)「楽しもう」という魂胆に違いない。その結果、純粋に「大衆演劇観劇」を目途にした「個人客」は、いつでも少数派で、団体客の「酔歌」や「歓声」(場合によっては怒声)に「付き合わされる」といった「憂き目」を覚悟しなければならない。それでも、この劇場に赴こうとする「個人客」がいるということは、その時の「公演劇団」によほどの魅力があるから・・・、ということになるだろう。今日の客席も、団体客約60人に対して個人客8人という「割合」であった。芝居の外題は「天保水滸伝」より、前狂言(11時~12時)は「笹川の花会」、切り狂言は「国定忠治・山形屋の場」であった。その出来栄えは「相変わらず」、「お見事」と言う他はなかったが、《大衆演劇の舞台(出来栄え)は、「劇場次第」「客次第」》という私自身の「言い様」(造語)に従えば、「客筋の反応」が「いまいち」で、役者との「呼吸」が噛み合わない。加えて、「団体客」に「リピーター」は望めないためか、劇団の面々も「やや力抜け」気味であったことは否めない。三河家諒、三河賢太郎の「姿」も「見えず終い」だったので、誠に「残念無念」、ポッカリと穴の開いた「寂しさ」を感じた次第である。でもそれは、「三河家劇団」に限ったことではなく、休演無しの「長丁場」のなかでは、「いわば当然のなりゆき」である、と私は思う。もともと「余興扱い」の「団体客」なんぞに、無駄なエネルギーを使う必要はない。来月の公演(「大宮健康センターゆの郷」)を楽しみに、帰路についた。



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