META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOINDEX,NOFOLLOW,NOARCHIVE" 脱「テレビ」宣言・大衆演劇への誘い 劇団三枡屋
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2023-08-19

劇団素描・「劇団三枡屋」・《兄弟結集すれば「鬼に金棒」》

【劇団三枡屋】(座長・市川市二郎)〈平成21年4月公演・佐倉湯ぱらだいす〉
 「劇団紹介」によれば、〈プロフィール 劇団三枡屋 九州演劇協会所属。平成15年に結成50周年を迎えた老舗劇団。平成16(2004)年に劇団名を「市川市二郎劇団」から「劇団三枡屋」に改名。市川市二郎を中心に、若手メンバーが力を合わせ、地元福岡を中心に根強い人気を誇る。座長 市川市二郎 昭和39(1964)年8月29日生まれ。福岡県出身。血液型A型。平成12(2000)年に父である初代・市川市二郎の跡を継いで二代目座長となる。芸達者がそろう九州大衆演劇界の中でも、その芝居のうまさと演出力には定評がある。平成17(2005)年3月には大衆演劇では初となる、靖国神社・能楽堂での奉納芝居を行う。市川美涼は愛娘である〉とある。また、キャッチフレーズは、〈舞台から、胸いっぱいの喜びと感動が届きます・・・。感動の人情芝居から、心底笑える喜劇まで幅広い芸で楽しませてくれるのが「劇団三枡屋」。芝居はもちろん、舞踊も華麗に艶やかに繰り広げられる舞台をご覧あれ。〉であった。
 初日夜の部だというのに、観客数は二十人弱。寂しい雰囲気の中での舞台であったが、座長・市川市二郎の「実力」は十分に窺えた。芝居の外題は「丁の目の○次郎」(?)、大衆演劇の定番で、一人の娘(楓ゆかり?)をめぐって土地の親分(敵役・市川市二郎)と堅気になった元ヤクザ(○次郎・室木正也)が争うという筋書。そこにやってきたのが旅鴉(市川謙太郎)、以前の出入りで兄貴分を元ヤクザに討たれたとか、果たし合いを申し込むが、親分に拉致された娘を救出するほうが先決ということに。結末は元ヤクザと旅鴉が協力して土地の親分を成敗、という経緯でハッピーエンド。敵役・三枚目の座長・市川市二郎が「独りだけ」際だつ存在であることは確か、ただ、その「実力」を「輝かせる」脇役が乏しい。役者は揃っているが「実力」がともなわない。聞けば、「劇団華」座長・市川かずひろ、「優伎座」座長・市川英儒、そしてこの劇団の座長・市川市二郎、謙太郎は四人兄弟とのこと、もし兄弟が同じ舞台に結集すれば「鬼に金棒」、斯界屈指の舞台を創出できるのではないか。(私は、これまでに「劇団華」「優伎座」の舞台を見聞している。いずれも、座長の舞台姿、その鮮やかさは記憶しているが、座員の景色・風情で思い出せるものはなかった)。
 市川市二郎は舞踊も「天下一品」、武張った風貌が「艶やかな女形」に変化する風情は「至芸」に値する。
九州旅情九州旅情
(2008/04/23)
玄海竜二

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