META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOINDEX,NOFOLLOW,NOARCHIVE" 脱「テレビ」宣言・大衆演劇への誘い 劇団紀伊国屋
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2023-04-22

劇団素描・「劇団紀伊国屋」・《総帥・紀伊国屋章太郎、富士美智子の舞台姿は斯界の「至宝」》

【劇団紀伊国屋】(座長・澤村慎太郎)〈平成22年2月公演・尼崎満座劇場〉                                    この劇団の総帥は紀伊国屋章太郎、私にとっては「かつての澤村千代丸」に他ならず、その舞台姿を二十年ぶりに見聞できたことは望外の幸せであった。のみならず(加えて)、当時の名花・富士美智子の、今に変わらぬ艶姿まで拝見できようとは、感極まって言葉も出ないほどであった。芝居の外題は「槍供養」。赤穂義士外伝の「武士道(残酷)物語 で、れっきとした時代人情劇だが、座長・澤村慎太郎を筆頭に、澤村豚太郎(?)、澤村健太郎、澤村蝶五郎ら若手の面々が「誠心誠意」武家社会の景色・風情を描出しようとしている舞台姿が清々しく、本格的・伝統的な雰囲気が漂っていた。それというのも敵役が大御所の紀伊国屋章太郎、端役(茶店の主)とはいえ大ベテランの富士美智子の健在ぶりが観られただけで、観客は「安心」するのではないか。なるほどこの芝居、「長ドス仁義」(鹿島劇団)とよく似ていると思ったが、おそらくこちらが「本家本元」、もともとが武士の物語であったのか。御主人の「槍持ち奴」の粗相が発端で、死に追いやられる悲劇、その愁嘆場を「型どおり」「誠実」「真摯」に演じきった座長、若手連中に拍手を贈りたい。
 舞踊ショーも「純和風」を重ねたプログラムで、落ち着いた空気の中、紀伊国屋章太郎の舞踊、歌唱も「昔のまま」、加えて富士美智子の舞姿も未だに「艶っぽく」、斯界の「至宝」を鑑賞した気分で帰路についた次第である。
久保田節久保田節
(1991/01/21)
小杉真貴子

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