META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOINDEX,NOFOLLOW,NOARCHIVE" 脱「テレビ」宣言・大衆演劇への誘い 2023年06月
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2023-06-30

劇団素描・「劇団颯」・《芝居「命の舞扇」・大先生・若水照代は健在!》

【劇団颯】(座長・颯馬一気)〈平成22年9月公演・小岩湯宴ランド〉
昼の部・舞踊ショーから見聞した。子役の颯一馬、颯一斗が演じる女形舞踊が、なんとも初々しく艶やかで、心を洗われた。二人とも小学校中学年の男児、一馬は「洋風」、一斗は「和風」の趣で「お見事!」という他はない。加えて、今日の舞台、花形・妃咲繚、副座長・颯まさき、座長・颯馬一気が次々と「女形舞踊」を披露する。唯一の女優・香月千鶴が「立ち役舞踊」といった按配で、もしかしたら男優陣の「女形」が目玉なのかもしれない。事実、この三人、三者三様に「妖艶な女」の中に、ふと「男の正体」を覗かせる風情を「売り」にしているのだろう、その舞台模様がたまらなく魅力的であった。夜の部・芝居の外題は「命の舞扇」。「本日特別ゲスト出演・若水照代」の構成・演出とあっては、見逃すわけにはいかない。それにしても、この若水照代、今年で72歳(寅年)だとか・・・。私が彼女を初めて見たのは、今からおよそ40年前、昭和46年、所は「千住寿劇場」であった。彼女はまだ30歳代、舞踊ショーのラスト、純白のドレスに身を包み、日にち毎日「ある女の詩」(美空ひばり)を熱唱し続ける姿が私の脳裏に焼き付いている。その歌唱力は、はるかに美空ひばりを超えていたと私は確信する。以後、「劇団ママ」、「劇団虎」を経て、今では「東京大衆演劇劇場協会」の「大先生」格?、演劇部長・林友廣の母であり、また関西の人気劇団「満劇団」座長・大日向皐扇の祖母でもある。月日の経つのは早いもの、「お互いに歳をとりましたね」と心中でつぶやかざるを得なかった。その芸風は、生粋の関東風、「粋でいなせで」、「てやんでえ、べらぼうめえ」といった空気を未だに漂わせ続けているとは・・・。芝居の筋書は、自分の娘(紀咲繚)を「囲いもの」と偽って保護していた土地の親分(若水照代)が、踊りの名手(座長・颯馬一気)に娘を嫁がせようとするお話。だが、娘は真相を知らずに病死、大詰めで名手が舞を披露するといった「悲劇」仕立てだが、人情の描出は役者の「セリフ回し」に頼りがちで、出来栄えとしては「今一歩」というところか。途中、茶店で働く娘の所に酒を買いに来た未成年の男児(颯一馬?)が、しつこく「おばちゃん、ありがとう!」を繰り返しながら、最後は「おじちゃん、ありがとう!」の決めぜりふで引っ込む、博奕三昧で借金に追われている名手のところに、取り立てに来た賭場の親分(望月京太郎)に随行、サイコロを振り損ねる子分(颯馬春)の「風情」等などが、初々しく(可愛らしく)、「花を添えていた」。芝居の本筋よりも、場面場面の「色づけ」(アドリブ・ギャグ)で客を惹きつける、いかにも関東風の演出を、久しぶりに堪能できたのであった。舞踊ショー、若水照代の歌唱はやはり「ひばり節」、(自らが企てた)アンコールに応えて「関東春雨傘」は逸品、その歌声に衰えは感じられなかった。
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