META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOINDEX,NOFOLLOW,NOARCHIVE" 脱「テレビ」宣言・大衆演劇への誘い 劇団素描・「新演美座」・《芝居「百両首」》
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2023-09-21

劇団素描・「新演美座」・《芝居「百両首」》

【新演美座】(座長・旗丈司)〈平成20年1月公演・柏健康センターみのりの湯〉
 前回観た感想を郵送して2回目。芝居「百両首」(旗丈司主演)の様子は一変していた。まず、旗丈司はワイヤレスマイクを使用していない。前半は、金井保夫、春野すみれ、深水つかさ(男役)ら「実力者」で舞台を引き締めたので、客席は「水を打ったように」集中した。敵役の金井保夫が「おれとおまえは兄弟分、おまえが勝手に堅気になろうたって、そうはいかねえ。どこまでも、つきまとってやるからな・・・」と憎々しげに旗丈司(主役)に言うと、客席から「つきまとうな!」と、女性客の黄色い声がとんだ。それに対して「うるさい!静かにしろ」と、男性客がたしなめる。舞台と客席が一つになって芝居を盛り上げる。まさに大衆演劇の醍醐味を味わうことができたのである。「やればできるじゃないか」、旗と金井の「二枚看板」、それを「売り」にしていく他はないのだから・・・と、私は思っていた。二代目座長・小林志津華も「型どおり」の演技に終始し、舞台を混乱させることはなかった。舞踊ショーも「水準」を維持して「型どおり」に進行、旗丈司には30万円、金井保夫には10万円の花(祝儀)が付いた。明日が千秋楽と合ってラストショーの後、主な役者が舞台に勢揃い、一人ずつ「あいさつ」を述べた。その中でわかったこと、①旗丈司は今日、還暦をむかえたこと、②小林志津華は「劇団武る」(座長・三条すすむ)の指導・勝次朗の実子であること、③司京太郎は豪華な衣装を持っていること、④澤村千代丸は先代(現・紀伊国屋章太郎)の実子であること、④各劇団は一時期「舞踊ショー」を重要視したが、徐々に「芝居重視」に変わりつつあること、⑤新演美座は3月、川崎大島劇場で公演するが、集客能力(常時50人以上)には自信があること、⑥立川大衆劇場では自信がないこと、等々だが、例によって「間延び」した小林志津華の(型破りの)司会が災いし、なんと閉幕は9時50分、すんでのところで最終送迎バスに乗り遅れるところであった。
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おお、上州百両首ですか
黄色い歓声は、テレビに向かってしゃべるみたいなかんじだったのでしょうかねえ
まあ、そのお客さんは芝居に入っていたのでしょうね
ワイヤレスマイク、ない公演だったそうですが、それは素晴らしい
やはりワイヤレスマイクの芝居には、違和感があります
ノイズがあるし、反響しますしね
でも、狭い劇場とはいえ、昼の部夜の部があり、毎日違う芝居なので、役者さんの喉を保護するためにも、必要なのでしょうか
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