META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOINDEX,NOFOLLOW,NOARCHIVE" 脱「テレビ」宣言・大衆演劇への誘い みやま劇団青葉
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2023-05-18

劇団素描・「みやま劇団青葉」・《芝居「源太郎兄妹しぐれ」、座長・花舞小菊の股旅姿は天下一品》

【みやま劇団青葉】(座長・花舞小菊)〈平成24年6月公演・千代田ラドン温泉センター〉
数年前、塩原温泉であったか、その日は劇団の移動日であったかもしれない、ホテルニュー八汐の芝居小屋「湯けむり会館」の正面に、大きなコンテナトラックが駐車していた。そのコンテナには、たしか「花舞小菊」という大きな文字が刻まれていたような気がする。その昔(昭和中期)、馬車やトラックに劇団の幟をはためかせて、全国各地を移動していた「旅役者」の風情そのままに、二代目花舞小菊とその一行は、7年ぶり(?)に、ここ常陸路にやってきたというわけか。芝居の外題は「源太郎兄妹しぐれ」。筋書きは大衆演劇の定番。人を殺めて7年の島送りとなったヤクザ者・源太郎(座長・花舞小菊)と、その妹(花形・花舞菊美・20歳?)の物語。妹は、腕利きの船大工(若手・ニシヤマケンジロウ・17歳)を亭主に持ったが、最近は「酒浸り」で働こうとしない。近所の娘(女優ヒビキホマレ・入団一か月)が持ってきた反物を仕立てて、ようやく暮らしを立てている。長屋の大家(男優トウカイヨシミ)や博打打ち(男優イガラシアキラ)からは家賃・借金の納入・返済を迫られている折も折、源太郎が(赦免により2年短縮された)刑期を終えて帰宅した。以後は、「お決まりの」展開、「お決まりの」大詰めということで、特記すべき内容は見当たらなかったが、座長・花舞小菊の「股旅姿」は、ひときわ鮮やかで、たいそう魅力的な景色であった。なかでも、登場直後、花道を背にして、客席を見つめる「寂しげな」眼差しは、天下一品・・・、俗に(役者の条件は)「一声・二顔(振り)・三姿」といわれるが、顔と姿は申し分ない。(宝塚男役トップスターと並んでも引けはとるまい)惜しむらくは「声」、声音はともかく、「口跡」が単調で一本調子、「決めぜりふ」にメリハリ(表情)が不足している。声の「大小」ではなく、「強弱」「長短」「調子」で抑揚が加われば、姿形が生きるのに・・・、などと身勝手な感想を抱いてしまった。さらに、その主役を活かすのが「脇役」の存在、妹は(緊張が表に出て?)無表情、亭主は、まだ弱冠十七歳の未成年とあれば荷が重すぎた。大家、博打打ちは、まさに中堅とベテラン、「旅役者」の風情に不満はないのだが、肝心の「味」不足は否めない。とはいえ、舞台はまだ初日。今後の大いなる「変化」(へんげ)を期待して、岩盤浴に向かった次第である。あの華麗な「コンテナトラック」はダテじゃない、そう私は確信している。乞うご期待!
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