META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOINDEX,NOFOLLOW,NOARCHIVE" 脱「テレビ」宣言・大衆演劇への誘い 劇団あやめ
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2023-08-12

劇団素描・「劇団あやめ」・《鈴蘭南座の舞台模様》

【劇団あやめ】(座長・あやめ猿之助)〈平成24年8月公演・名古屋鈴蘭南座〉
午後6時30分から、名古屋鈴蘭南座で大衆演劇観劇。「劇団あやめ」(座長・あやめ猿之助)。座長・あやめ猿之助は「劇団花車」座長・姫京之助の次男である。長男・錦之助、三男・勘九郎、四男・右近とともに同じ舞台を踏んでいたが、2011年2月から、みずからが座長をつとめる「劇団あやめ」を旗揚げした由、ほぼ1年半が経過したが、その舞台模様や如何に?、興味津々で来場した次第である。私は、「劇団花車」時代の猿之助を見聞しているが、四兄弟の中にあって、ひときわ異彩を放つ舞台姿であった。芝居では和洋折衷のユニークな女形(容貌・口跡は抜群)をこなし、個人舞踊でも、つねに長丁場の大作に挑戦する。芸風はあくまで華麗、その「外連味」が、たまらない魅力であった。さて、座長となった今、その魅力がどのように「開花」しているか・・・。結論から言えば、まだ「三分咲き」という段階であろう、と私は思う。表看板には、千鳥、まつねひよ、花形・咲之阿国、初音きらら、夕月寧々、琥珀宴、小林浩子という「連名」が掲げられていたが、座長を筆頭に、いずれも「若手」で、まだ発展途上の面々であろう。とりわけ、猿之助は座長、これまでの「個性」だけでは責任を果たせない。今日の舞台では、芝居「人情春雨傘」の主役(三枚目の老婆)、舞踊では「瞼の母」「山河」「幸せになりたい」「夢真珠(?)」、「河内音頭」「冬牡丹」「狐忠信」等々、文字通り「出ずっぱり」の熱演であったが、その出来映えは「今一歩」、猿之助ならではの魅力は薄れ気味であった。座長として必要な才覚は、まず第一に劇団の「チームワーク」、千鳥、咲之阿国、琥珀宴といった「個性的」な「持ち味」をどのように輝かせるか、といった観点ではないだろうか。おいしい料理も食べ過ぎれば飽きてしまう。時には、座員に場を譲り、それぞれの「個性」で勝負させる余裕がほしい。ちなみに、千鳥(風情は松竹町子プラス峰そのえ然)の歌唱「二度惚れ酒」、初音きららのアクロバチックな洋舞は「出色」であった。今後、ますますの充実・発展を期待したい。
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