META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOINDEX,NOFOLLOW,NOARCHIVE" 脱「テレビ」宣言・大衆演劇への誘い 劇団素描・「劇団美鳳」・《芝居「花かんざし」》
2ntブログ
QLOOKアクセス解析
2023-07-05

劇団素描・「劇団美鳳」・《芝居「花かんざし」》

【劇団 美鳳】(総座長・紫鳳友也)((平成20年6月公演・柏健康センターみのりの湯〉
 6月4日に観た感想を送ったので、その結果を確かめに来た。芝居の外題は昼の部「花かんざし」、夜の部「裏通り」。いずれも、「関東風」の「美学」(舞台模様)を追求しようとする「姿勢」が窺われる。例えば、「花かんざし」。旅姿の姉妹登場。妹は盲目、その目を治しに行く途中、姉が病(持病の癪)に倒れた。妹が水を探しに退場したところに、素浪人(林京助)登場。姉を一刀両断、懐から目の治療代三十両を盗み取る。そこへ一匹のヤクザ者(紫鳳友也)登場。顔の左半分は大きな痣、目を背けたくなる容貌であった。素浪人、ヤクザと一瞬、目と目を合わせるが、「このことは内密に」という仕草、一両手渡して退場。そこへ盲目の妹、再登場。姉の姿に驚愕、泣き崩れた。
ヤクザ者、とりあえず妹の面倒を見る羽目に・・・、自分の家に連れて行く。  
 妹は元気をとりもどし、ヤクザ者との共同生活、二人はいつしか惹かれ合うようになった。「心の綺麗な人は、顔も綺麗。あなたの顔を触らせて」という妹に、ヤクザ者はとまどう。こんな顔を触らせることはできない。そこへ、弟分(扇さとし)がやってきた、賭場で間違いを犯し、追われている、助けて欲しいという。ヤクザ者、「わかった、助けてやるから、オレの頼みも聞いてくれ」「何ですか?」「お前の顔を触らせてくれ」「???」事情がわかった弟分、妹に顔を触らせようとするが、その場の雰囲気を察した妹、「誰か(他の人が)いるの?」と問いかける。ヤクザ者、とっさに、「ウン、隣のおじさんが来ている。でもおじさんは、言葉が話せないんだ」と、取り繕った。かくて、この芝居には、三者三様の「障害者」が登場することになったのである。しかし、まもなく医者が登場、ヤクザ者の家にやってきて「いい薬が手に入った。三十両あれば、娘の治療ができる」と告げる。その治療費を調達しに出て行ったヤクザ者の留守中のこと、弟分も妹の「美しさ」に惹かれ、「隣のおじさん」として「花かんざし」をプレゼント、帰ってきたヤクザ者とはちあわせとなる。ヤクザ者、嫉妬を抑えきれないが、今は娘の目を治すことが先決、迎えに来た医者に妹を託す。その後の詳細は失念したが、要するに、①目の治った娘は、弟分をヤクザ者と(ヤクザ者は「隣のおじさん」だと)見間違える、②ヤクザ者と弟分は協力して、賭場の一家と素浪人を退治する、③ヤクザ者は弟分に娘を譲る、④娘は「最後に」
真相を理解する、といった内容で、クライマックスは、ヤクザ者が「隣のおじさん」(言語障害者)の「ふりをする」場面だったと思う。 
 筋書としては、「よくできた」芝居だが、それを舞台にする(演じる)段になると、「関東風」の「美学」が妨げとなって「人情味」に欠けるような感じがしたが、それはあくまで「好み」の問題・・・。「大入り」の観客は、大いに満足しているように見えた。
和風かんざし・櫛セット  赤(ちょうちょ柄)和風かんざし・櫛セット  赤(ちょうちょ柄)
()
花楽堂

商品詳細を見る




にほんブログ村 演劇ブログ 大衆演劇へ
にほんブログ村 
blogram投票ボタン

観劇 ブログランキングへ

ブログランキングNo.1
ブログランキングNO1


コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

スポンサードリンク


プロフィール

e184125

Author:e184125
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ブログランキングNO1
ブログランキングNO1