META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOINDEX,NOFOLLOW,NOARCHIVE" 脱「テレビ」宣言・大衆演劇への誘い 劇団素描・「三河家劇団」・《芝居「会津の小鉄」座長の《離れ業》と「特別出演」大導寺たかしの「舞姿」》
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2023-04-09

劇団素描・「三河家劇団」・《芝居「会津の小鉄」座長の《離れ業》と「特別出演」大導寺たかしの「舞姿」》

【三河家劇団】(座長・三河家桃太郎)〈平成26年2月公演・島田蓬莱座〉
蓬莱座は、JR東海道線藤枝の一つ先(下り)、六合駅で下車、東海道(国道1号)に沿って島田方面に向かい、御仮屋の交差点を越えたところにある。多分(去年)、三軒長屋風の2階建て店舗を「劇場」に改装したのだろう、収容人数50人ほどの瀟洒な佇まいであった。オーナーは、元役者の大導寺たかし、しかも、今日は舞台に「特別出演」するとのこと、まだ彼の舞台姿を拝見していない私にしてみれば「何はおいても」という一念で馳せ参じた次第である。芝居の外題は「浪花遊侠伝・若き日の会津の小鉄と名張屋新蔵」。座長・三河家桃太郎が、小鉄の女房・お吉と名張屋新蔵の二役、会津の小鉄に京華太朗、その兄貴分といろはの幸太郎二役を奥村武仁、新蔵の娘に美河こもも(?)、お吉を訪れた髪結いに甘田千恵子といった配役であったが、見所は、座長二役の「離れ業」、いずれも小鉄のために「死んでいく」役柄だが、お吉は小鉄の「侠気」を奮えたたせ、新蔵は、そのお吉に殉じようとして・・・、といった「心模様」を座長一人で描出してしまう、という「至芸」に私の涙は止まらなかった。惜しむらくは、それに対する小鉄の風情、いずれは幕末の京都を取り仕切るほどの大親分になるという、その「片鱗」を見せてほしかったのだが、まだ京華太朗は発展途上、今後の精進に期待したい。さて、第2部グランドショーでは、いよいよ「特別出演」大導寺たかし、登場。「立ち」は「転がる石」、「女形」は瀬川瑛子の「曲名不詳」であったが、いずれ菖蒲か杜若、どこか哀愁を漂わせ、華麗にかつ可憐に舞う舞台姿は、筆舌に尽くしがたい。とりわけ、女形舞踊は片岡梅之助、故・東雲長次郎と肩を並べる一品で、斯界の「至宝」と言っても過言ではないだろう。桃太郎座長、歌唱の後のトークでいわく「私が最も得意とするのは芝居、次は歌・・、三番目が踊り?かな」、その意味がようやく呑み込めたのであった。幕間には「三河家桃太郎誕生日公演『一本刀土俵入り』・舞踊歌謡ショー」のDVDが売り出されていたのですぐさま購入、やっぱり大雪の一夜が明け、交通機関が混乱する中を、はるばるやってきた甲斐があった、今日もまた大きな元気に「お土産」まで頂いて、心ウキウキ帰路に就くことができた。感謝。
浪花しぐれ「桂春団冶」/会津の小鉄浪花しぐれ「桂春団冶」/会津の小鉄
(2005/12/07)
京山幸枝若

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